LT会を配信することになったときにみるもの

この記事は、琉球大学(知能情報)アドベントカレンダー 2024 の 4 日目の記事です。

はじめに

琉大では毎年恒例で新歓 LT会というものをやっています。5月頭ぐらいに内容に制限を特にかけずにLTをしようという会ですが、ここ2年は僕が配信担当をやっています。

配信があると何が嬉しいのか

配信があると、以下のようなメリットがあります。

  • アーカイブが残る
  • 遠方の人が見れる

最近、LTに参加してくれるB1,B2が減りつつあるので、配信を消さないためにも小規模LT会の配信構成例を紹介しておこうと思います。

決めること

プラットフォーム

  • YouTube
    • 言わずとしれた配信プラットフォーム。
    • PCからの配信は初めてなら24時間前に申請が必要。
    • スマホからの配信は登録者1000人以上でないとできないらしいのでおすすめしない。
  • Zoom
    • アーカイブを残せるなら普通にいいかも?
    • 今のところやったことはない。
  • ニコニコ生放送
    • つい最近、合言葉付き限定公開番組(パスワード付き配信機能)が追加された。
    • コメント流せるので見ている方も面白いかもしれない。
  • その他(Twitch, X Live, etc)
    • 頑張れ。だいたい同じはず。

配信機材

  • PC (need)
    • 配信するためにはPCが必要。
    • 今のところ、Mac (M1 MBA) で OBS を使って配信しています。
    • Windows でも OBS は使える。
  • カメラ (want)
    • 登壇者を移すためにもやっぱりほしい。
    • FHD 出せれば十分だと思われる。Webカメラでも行ける気がする。
    • ミラーレス一眼だったり業務用カメラを使うならそれなりのキャプチャ設備が必要。
  • キャプチャ設備 (want)
    • 全員の資料をあらかじめ収集できるなら必須ではない。
    • 登壇者PC の画面をキャプチャしたり、カメラ映像をHDMI出力からキャプチャするための機材。
    • やすいものだと HDMI -> USB キャプチャカードとかもある。
    • ゲーミングコーナーとかにあるキャプチャカードだったり、BlackMagic Design のATEM のスイッチャーシリーズを使ったりできる。
  • マイク (want / need)
    • 音声を取るために使いたい。
    • カメラにマイクが乗っているならそれでもよし。
    • 一本あると登壇者の声をしっかり取れるので嬉しい。

やること

配信準備

  • 配信用アカウントを作成(既存のものでも可)
  • OBS Studio の設定
    設定 > 配信 > サービス > YouTube を選択して、アカウントを選択するか、YouTube のストリームキーを入力する。 YouTubeの配信設定からあらかじめ日程調整しておいて先に視聴ページを公開しておくと丁寧。その場合はストリームキーを使用しての配信になるかと思われる。
    • ビットレートの設定 設定 > 出力 > 配信 > エンコーダ設定 からビットレートの設定をする。
      レート制御が CBR でビットレートが 12000 kbps (12Mbps) がYouTubeの推奨 1080@60p とされている。他のサービスなら調べてみて。
  • 配信レイアウト作成
    待機画面と登壇画面を用意しておけばとりあえずOKかな

配信当日

URL を配布してなかったら配布して、OBSから配信を開始する。YouTubeのページから開始処理しないと開始しないのでそこも気をつけておく。

進行は頑張ってください。

事例紹介

参考までに2024年のLT会では、以下のような構成で配信を行いました。 思い出したらMVのケーブル忘れてた気がする?けどだいたいこんな感じです。

配信構成図